かの有名なフランシス・ベーコンの言葉があります。
「金はよい召使いであるが、悪い主人でもある」(フランシス・ベーコン)
この言葉の意味は
以下のような意味だと思います。
お金があれば多くのことが可能になってくる。
自分という人間が主となってお金を使うことによって、
いろいろなことを実現することができるようになってくる。
そういう意味では、お金は「よい召使い」と言える。
ただ、ついうっかりしていると、
お金は「召使い」から「主人」になってしまう。
いったん金が主人になってしまうと、
主人であるべき人間が、逆にすっかりお金の奴隷になってしまう。
そうなってしまうと、
お金のために働き、
お金のために趣味を捨てる、
仕事を大切にしすぎて、家族をないがしろにする、
というようなことが往々にして起きてしまう。
そういう意味で、お金は「悪い主人」ということです。
そのような両面を持つ「お金」。
何としても、「召使い化」したいものですね。
自分がどうなっているか、
改めて振り返ってみたいと思います。

お金は「振り回されるほう」ではなく、「振り回す方」にまわろう。